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2026-11-02生成AIの社内運用

スライドを丸ごとGeminiが直す|変わった所を確かめる

スライドを丸ごとGeminiが直す|変わった所を確かめる
この記事の結論

Googleスライドで、Geminiに1回頼むだけで、資料全体の見た目や中身をまとめて直せるようになりました。

どのページを変えるかはGeminiが決めます。直した後に変更の要約が出て、版の履歴から元に戻すこともできます。

社外に出す資料は、頼む前に版に名前を付け、終わったら変わったページを人が確かめてから出す。決めるのはこの1つです。

提案書の色とフォントを、新しい会社案内に合わせたい。何十枚もある資料を1枚ずつ直すのは、手間のかかる仕事です。それが、Googleスライドでは「この資料をあのファイルの見た目に合わせて」と1回頼めば済むようになります。

便利な話です。ただ、1回の依頼で何ページが変わったのかは、頼んだ本人にも見えにくくなります。社外に出す資料なら、ここを放っておくわけにはいきません。

今日やること 社外に出す資料をGeminiでまとめて直すときは、頼む前に「版の履歴」で今の版に名前を付ける。終わったら、変わったページを人が確かめてから出す。この2つを、資料を作る人に一言伝えてください。 何もしなくていい人 Google WorkspaceのBusiness Starterを使っている会社と、Google Workspaceを使っていない会社です。今回の発表の対象には入っていません。

何が起きたか

10月30日、GoogleがGoogleスライドで、Geminiに資料全体をまとめて直させる機能を発表しました。

スライドの横に出るGeminiのパネルに1回頼むだけで、複数のスライド、または資料全体が一度に書き換わります。発表で挙げられている使い方は4つです。

対象は、Business Standard・Plus、Enterprise Standard・Plusなどです。提供開始の時点では英語のみの対応で、各社の画面に出るまでは15日以上かかることもあると書かれています。

中小企業にとって何が変わるか

「どのページを変えるか」をGeminiが決める

いちばん大事なのはここです。

Googleの発表には、Geminiが「どのスライドを変える必要があるかを判断して」直す、と書かれています。頼んだ人が1枚ずつ選ぶわけではありません。

見た目を揃えるだけなら、多少の行き違いは見れば分かります。困るのは中身を変えるときです。たとえば「最新の価格表のファイルをもとに、この提案書を直して」と頼んだとします。価格のページは直っても、別のページに書いた古い金額が残っているかもしれません。逆に、変えてほしくなかった導入事例のページまで言い回しが変わっているかもしれません。

1枚ずつ自分で直していたときは、直した人がどこを触ったかを覚えていました。まとめて直すと、その記憶が誰にも残りません。

戻す仕組みはある。使うかどうかは人次第

発表によると、Geminiが終わるとパネルに変更の要約が出ます。直した結果は自分で編集したのと同じ扱いになり、「元に戻す」や「版の履歴」で中身を見たり、取り消したりできます。

仕組みとしては、ちゃんと戻れるようになっています。ただ、版の履歴は、自動で付く日時だけだと、どれがGeminiに頼む前の版か探しにくいものです。頼む前に「Gemini前」のような名前を付けておけば、戻るのは数秒で済みます。

止める設定は無い

発表には、この機能に管理者の設定は無いと書かれています。会社として「使わせない」を選ぶのではなく、使う前提で、出す前の確かめ方を決めておくことになります。

当てはまるかどうかを分ける

直したい資料やること
社内の会議で一度見るだけの資料気にせず使ってよい
見た目(色・フォント・タイトル)だけ揃えたい変更の要約を読み、全体を一度めくる
社外に出す提案書・見積の説明資料頼む前に版に名前を付ける。終わったら変わったページを人が確かめる
金額・日付・社名など、数字や固有名詞が入る該当ページを1枚ずつ見る。ほかのページに古い数字が残っていないかも見る
日本語の資料提供開始時点は英語のみの対応。日本語でどこまで動くかは、試してから決める

よくある誤解:「全部直してくれるなら、もう確認はいらない」

逆です。直す手間が減った分、確かめる手間はむしろ大事になります。

1枚ずつ直していたころは、直す作業そのものが確認を兼ねていました。触ったページは、直した人が必ず目で見ていたからです。まとめて直すと、作業と確認が切り離されます。確認を別の手順として置かないと、誰も見ていないページがそのまま社外に出ます。

「AIを入れて速くなった」と言えるのは、出す前の確認まで含めて時間が減ったときだけです。

枠は12月から変わる

発表には、少なくとも2026年12月1日までは多めの利用枠が使え、その後は1人ごとの上限がかかると書かれています。上限の中身は、事前にヘルプで知らせるとのことです。今のうちに試して、どの資料で役に立つかを見ておくと、上限が付いた後も迷いません。

いま何をすべきか

  1. 資料を作る人に、2つだけ伝える。頼む前に版に名前を付けること、終わったら変わったページを確かめること
  2. 社外に出す資料は、確かめる人を決める。作った本人でもかまいません。「誰かが見たはず」にしないことが大事です
  3. 金額や日付が入る資料は、1枚ずつ見る。変更の要約に出ていないページに、古い数字が残っていないかも見ます
  4. 日本語で動くかは、社内の資料で一度試す。提供開始時点は英語のみの対応です。いきなり社外向けの資料で試さないでください
  5. 12月の上限の案内が出たら、使い方を見直す。それまでに、役に立つ資料の種類を1つ見つけておけば十分です

関連するもっと詳しい話

まとめて直せるようになっても、資料作成の時間がいちばんかかるのは、見た目ではなく作り直しです。誰が読んで何を決める資料かが決まっていないと、何度AIに直させても同じことが起きます。資料作成に時間がかかる理由|誰が何を決めるかを先に書くでは、作り始める前に1行で決めておくことを書きました。

「タイトルを全部揃えて」と頼めるのは便利ですが、揃える基準が人によって違えば、また崩れます。表記ゆれを統一する前に|直すより入れる時点で揃えるは表の話ですが、直すより先に、正しい書き方を1か所に決めておく考え方は資料でも同じです。

社内の資料作りに、AIをどこから入れるか迷ったときは、お問い合わせからご相談ください。

どこから手をつけるか分からない場合は、ご相談ください。いまのやり方を伺うところから始めます。ご相談とお見積りに費用はいただきません。

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この記事を書いた人
清水 飛鳥株式会社Raven 代表

中小企業と個人事業主の業務を、その会社に合った形で仕組みに変える会社を経営しています。

本記事はAIを用いて作成し、公開前に内容を確認しています。