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2026-11-04生成AIの社内運用

Meetの会議前に社内ルールを表示|先に書く1行を決める

Meetの会議前に社内ルールを表示|先に書く1行を決める
この記事の結論

Google Meetで、会議に入る前の画面に、録画・文字起こし・Geminiのメモの扱いを社内ルールとして表示できるようになりました。管理者が設定し、詳しいページへのリンクも付けられます。

便利な仕組みですが、画面に出せるのは自社で決めてある文言だけです。ルールが無い会社では、表示する文が書けません。

先にやるのは、表示する1行を決めることです。強く止めたい会議があるなら、表示ではなく「同意してから参加」の設定を使います。

Google Meetの会議に入ろうとすると、カメラとマイクを確かめる画面が出ます。参加ボタンを押す手前の、あの画面です。ここに、会社が決めた短い文を出せるようになりました。たとえば「この会議はGeminiがメモを取ります。メモの扱いは社内規程をご確認ください」といった一文です。

録画やAIのメモが当たり前になってきた今、会議に入る前に一言伝えられるのは助かります。ただ、画面に出せるのは自社で決めてある文言だけです。表示の仕組みが先に届いて、出す中身がまだ無い。多くの中小企業は、いまこの状態にあります。

今日やること 会議前の画面に出すとしたら何と書くかを、1行で書いてみてください。書けたら、管理者がその1行を設定します。書けなければ、表示の設定より先に、録画とメモの扱いを決めるところから始めます。 何もしなくていい会社 Google Workspaceを使っていない会社、契約がBusiness Starterの会社です。今回の対象プランの一覧に入っていません。Meetで録画もGeminiのメモも使っていない会社も、急いですることはありません。

何が起きたか

Google Workspaceの公式ブログ「Display Custom Policy in the Green Room before Google Meet Calls」(11月3日掲載)で、次のことが案内されました。

中小企業にとって何が変わるか

「録っています」を、会議の中で言わなくてよくなる

これまでは、会議の冒頭に主催者が「今日はAIでメモを取ります」と口で伝えるか、何も言わずに始めるかのどちらかでした。口で伝えるやり方は、言い忘れる人が出ます。遅れて入ってきた人は聞いていません。

今回の機能を使えば、参加する前の画面に毎回同じ文が出ます。主催者の性格や忙しさで、伝わったり伝わらなかったりすることがなくなります。

ただし、表示するだけでは「決めた」ことにならない

よくある誤解が1つあります。「画面に出しておけば、周知は済んだことになる」という考え方です。

画面に出るのは、参加ボタンの手前の一瞬です。多くの人は読まずに押します。表示が役に立つのは、その文の裏に「では実際にどう扱うのか」が決まっていて、聞かれたときに答えられる場合だけです。

たとえば「メモは社内規程に従って扱います」と表示しても、その規程が無ければ、取引先に「あのメモは誰が見られるのですか」と聞かれたときに誰も答えられません。表示の仕組みは、決まったことを伝える道具です。決まっていないことを、決まっているように見せる道具ではありません。

表示と同意は、別の道具

Meetには、もう1つ似た設定があります。ヘルプ「Google Meet の自動メモ生成」によると、管理者は、自動メモ・録画・文字起こしを使う前に、参加者全員に明示的な同意を求めることもできます(こちらも最初はオフ)。同意しない人は、その会議から退出することになります。

どちらを使うかは、止めたい強さで決めます。

会議の種類向いている道具理由
社内の定例・打ち合わせ表示(動いているときだけ)伝われば足りる。毎回同意を押させると、かえって読まれなくなる
取引先・お客さまとの打ち合わせ表示+主催者の一言相手の画面に何が出るかは、相手側の環境にもよる。口でも伝える
採用面接・人事・条件の交渉同意、または記録しない記録されること自体を相手が選べるようにする

社外の参加者の画面に、自社が設定した文がどう出るかは、今回の発表では詳しく書かれていません。取引先との会議では、表示に頼り切らず、主催者が冒頭で一言添えるほうが確実です。

いま何をすべきか

やることは3つです。上から順に進めます。

  1. 表示する1行を書く。例:「この会議は、録画・文字起こし・AIのメモを取ることがあります。扱いは社内のルールに従います」。この1行が書けるかどうかで、自社のルールの有無がわかります
  2. リンク先を用意する。「社内のルール」と書くなら、その中身を1ページにまとめます。メモを誰に共有するか、どこに残すか、記録しない会議はどれか。この3点が書いてあれば足ります
  3. 表示する条件を選ぶ。いつも表示すると、すぐに誰も読まなくなります。まずは「録画・文字起こし・メモが動いているときだけ」から始めるのがおすすめです

メモの共有先も、このときに見直してください。Google Meet の自動メモ生成のヘルプによると、主催者は「組織外を含む招待済みゲスト全員」「組織内の招待済みゲスト」「主催者と共同主催者のみ」から選べます。ここでいう招待済みゲストは、実際に参加した人ではなく、カレンダーの招待に入っている全員です。取引先との会議で既定のまま使うと、相手の会社の人にもメモが届くことがあります。

どの会議を記録しないかの分け方は、以前の記事Meetの自動メモが既定オン|先に分けるのは記録しない会議に書きました。今回の表示は、そこで決めたことを会議の入口で伝えるための道具です。

関連するもっと詳しい話

表示する1行を書こうとして手が止まった会社は、ルールそのものがまだありません。生成AIの社内ルールは3つで足りる|急ぐ義務はまだないでは、最初に決めるのは3つだけでよい理由と、その決め方を書きました。会議の記録の扱いも、この3つのどこかに入れれば足ります。

AIのメモが取れるようになっても、読まれなければ意味がありません。議事録が読まれない会社の書き方|残すのは決まったことだけでは、会議の記録から何を残し、何を捨てるかを書きました。Geminiのメモをそのまま共有する前に、残す形を決めるときに役立ちます。

自社の会議の記録やAIの使い方をどう決めればいいか迷ったときは、お問い合わせからご相談ください。

どこから手をつけるか分からない場合は、ご相談ください。いまのやり方を伺うところから始めます。ご相談とお見積りに費用はいただきません。

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この記事を書いた人
清水 飛鳥株式会社Raven 代表

中小企業と個人事業主の業務を、その会社に合った形で仕組みに変える会社を経営しています。

本記事はAIを用いて作成し、公開前に内容を確認しています。