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2026-09-20生成AIの社内運用

Workspaceに自動化機能|既定OFF、開ける前に決める1つ

Workspaceに自動化機能|既定OFF、開ける前に決める1つ
この記事の結論

Googleは2026年9月17日、Google Workspaceの自動化機能「Workspace Studio」に、独自の起点・独自のステップ・他社ツール連携(ベータ)・Webhookの4つを加えると発表しました。連携先はAsana、Confluence、HubSpot、Jira、Mailchimp、QuickBooks、Salesforce、Slack。Business Starterを含む法人プランが対象です。

管理者側の設定は既定でOFFです。管理コンソールで3つの設定を開けると、社員が自分のアカウントで外部サービスにつなぎ、フローがGmailの本文やカレンダーの内容を外へ送れるようになります。送り先URLを制限する設定はBusiness Plus以上だけです。

会社が開ける前に決めるのは1つ、フローを作る人を誰にするかです。全員に開けると、作った本人しか中身を知らない自動化が増えます。今日は何もしなくてよく、開けるならWebhookは最後です。

先週、WorkspaceのGeminiが他社ツールを「読む」ようになった話を書きました。今週は「外へ送る」機能が加わりました。今回は既定でOFFです。開けると何が外へ出るかを知ってから決めたほうがいい機能です。

今日やること 何もしなくて構いません。管理者が開けない限り、社員は使えません。 開けるつもりがあるなら、その前に1つだけ決めてください。フローを作る人を、誰にするか。それが決まっていないうちは開けないほうがいいです。

何が起きたか

Googleは2026年9月17日、Google Workspaceの自動化機能「Workspace Studio」に4つの機能を加えると発表しました(Google Workspace Updates:Automate workflows with custom starters and steps in Workspace Studio)。

対象は Business Starter・Standard・Plus と Enterprise の各エディションなど。管理コンソールの設定は既定でOFFで9月17日から、社員側の機能は9月21日または9月30日から順に届きます。Webhookの送り先URLを制限する「許可リスト」は、Business Plus と Enterprise Standard・Plus などに限られます。

Workspace Studioは、作りたい流れを文で書くと必要なステップを並べてくれる仕組みです。独自の起点やステップは開発者が作り、社員がMarketplaceか社内配布から入れる形です(Google ヘルプ:Use custom starters and steps in Workspace Studio)。

中小企業にとって何が変わるか

「読む」から「送る」へ。向きが変わりました

先週の記事で扱ったGeminiの他社ツール連携は、読むだけで、既定でONでした。

今回は逆です。フローは外へ送れます。Slackに投稿する、Asanaにタスクを作る、指定したURLへGmailの内容を届ける。そして既定でOFFです。読むだけなら既存の権限が境界になりますが、送った先で何が起きるかはGoogleにも見えません。

Googleのヘルプにもその前提があります。フローに変数を入れると、GmailやChatの本文、カレンダーの予定が含まれることがあり、フローはそれを外部サービスに渡せる。だから「そのサービスを信頼できるか確かめてください」と(Google ヘルプ:Use webhooks in Workspace Studio)。

うちは当てはまるのか

いまの状態この機能は
Google Workspaceを使っていない関係ありません
使っているが、誰も自動化を組んでいない開けなければ何も変わりません
ZapierやMakeでGmailを他社ツールにつないでいる乗り換えの候補になります。急ぐ理由はありません
連携先8つのどれかを業務で使っている「見積依頼のメールが来たらSlackに流す」流れがWorkspaceの契約の中で組めます
自前のシステムに受け口のURLを用意できるWebhookで届けられます。許可リストが無いプランでは送り先を縛れません

いちばん多いのは2行目でしょう。開けなければ、社員の画面は今日と同じです。

よくある誤解:既定OFFなら、開けても安全

既定OFFは、管理者が「開けるかどうか」を決める入口があるという意味で、開けたあとの安全を約束しません。つなぐのは社員本人で、外部サービスへの接続は社員が自分のGoogleアカウントで許可します。管理者が許可する連携先を絞ることはできますが、ヘルプはそれを「できる」と書いているだけで、既定でそうなってはいません(Google ヘルプ:Use third-party integrations in Workspace Studio)。

ここで効くのがプランの差です。Business StarterとStandardには、Webhookの送り先を縛る許可リストがありません。開けると、社員がフローに書いた任意のURLへ、Gmailの本文を含めたデータを送れる状態になります。悪意の話ではありません。「便利そうだから」と個人で試した流れが、会社の知らないところで動き続ける。それで十分です。

変わるのは「自動化の値段」ではなく「自動化の置き場所」

これまで「メールが来たらSlackに」は、別のサービスを契約するか、詳しい人がApps Scriptを書くかでした。今回で、Workspaceの契約の中に文で書けば組める場所ができました。ただ、簡単になったのは「作ること」で、「続けること」は前と同じ難しさです。

Excelのマクロと同じ構図です。作った人が便利に使い、周りは中身を知らない。退職した日に、誰も触れない自動処理が残る。今回はそれがGmailとSlackとSalesforceをまたいで起きます。社員が全員フローを作れる状態は、社員の数だけ「誰も知らない自動化」が生まれる状態です。

開ける前に決める1つ

フローを作る人を誰にするか。これだけです。

おすすめは1人か2人です。全員に開けても、実際に組むのは詳しい人1人になります。最初からその1人にして、作ったフローを「起点・内容・送り先」の3行で共有フォルダに控える。それだけで、作った人が休んでも止められます。

いま何をすべきか/何もしなくていいか

いまの状態やること
自動化を組む予定が無い何もしなくていい。管理コンソールの設定はOFFのままで届く
組みたい業務がある開ける前に、作る人を1人決める。3行で控える場所も決める
ZapierやMakeを使っている今の流れが8つの連携先で組めるかを見る。組めても止める理由は無い
Business StarterかStandardで、Webhookも使いたい他社ツール連携だけ先に開ける。Webhookは送り先を一覧にできてから

開ける順番は、他社ツール連携、独自ステップ、Webhookの順です。Webhookはいちばん自由な出口なので最後です。

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どこから手をつけるか分からない場合は、ご相談ください。いまのやり方を伺うところから始めます。ご相談とお見積りに費用はいただきません。

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この記事を書いた人
清水 飛鳥株式会社Raven 代表

中小企業と個人事業主の業務を、その会社に合った形で仕組みに変える会社を経営しています。

本記事はAIを用いて作成し、公開前に内容を確認しています。